数学の定理カードを、スマホでぱっとスクロールして眺められるようにした 極小サイズのトレーニングアプリです。 「定理名」「命題」「条件・結論」「タグ」などを 1 枚のカードにまとめ、 RecyclerView によるリスト表示で復習をサポートします。
Tail は、「定理リスト作成アプリ」のごく小さいコア部分として作った ミニアプリです。 まずは 定理カードを一覧表示する ことだけに絞り、 RecyclerView と ViewHolder をちゃんと設計する練習も兼ねています。
1 画面にカード型のセルを縦に並べ、 スクロールするだけで「今日復習したい定理」をざっと確認できます。 将来的には、カードのタップで詳細表示や、 「証明を隠す / 表示する」モードなどにも発展させていく予定です。
MainActivity(または Fragment)に RecyclerView を配置し、 Adapter と ViewHolder で定理カードをバインドしています。 データソースは最初はローカルのリストから始め、 後で Room や JSON 読み込みに差し替えられる構造にしました。
Tail では、1 枚の定理カードを 1 つのデータクラスで表現します。 最低限「定理名」「概要」「分野・タグ」があれば 一覧での復習に使えるようにしました。
data class TheoremCard(
val id: Long,
val title: String, // 定理名
val statement: String, // 命題(ざっくり版)
val tags: List<String> // 分野 / キーワード
)
小さなアプリですが、ViewHolder できちんと View をキャッシュし、 onBindViewHolder でデータと紐づける基本形を意識しました。 後で DiffUtil や ListAdapter に差し替えられるように、 構造をシンプルに保っています。
class TheoremAdapter(
private val items: List<TheoremCard>
) : RecyclerView.Adapter<TheoremViewHolder>() {
override fun onCreateViewHolder(...) = ...
override fun onBindViewHolder(holder, position) {
val item = items[position]
holder.bind(item)
}
override fun getItemCount() = items.size
}
画面上のカードは、暗記カードをイメージして タイトルを大きめに、その下に一行の概要、 下端にタグを並べるようなデザインにしています。 RecyclerView の中で CardView を使う練習としても位置づけました。
現時点ではメモリ上のリストを表示するだけですが、 データアクセス部分を分離しておくことで、 将来的に Room データベースや検索バー、タグフィルタなどを 追加しやすい構成にしています。
線形代数や解析、幾何など、分野を混ぜて 30 枚ほどカードを登録し、 スクロール感や可読性を確認しました。 単純なリストでも、「タイトル+一行要約」を眺めるだけで 意外と記憶が呼び起こされることがわかりました。
Tail は「読むだけ」のミニアプリで、 まだクイズモードや検索機能、タグフィルタなどはありません。 定理カード自体も手入力のため、 本格的に使うにはデータ入力の効率化が必要です。
アプリ起動 → 定理カード一覧の表示 → スクロール → いくつかのカードをタップして詳細(Toast など)を表示する 簡単なデモ動画です。
Tail は、将来的に作るフル機能の「定理リスト作成アプリ」の 最小表示モジュールという位置づけです。 ここで RecyclerView やカード設計を固めておくことで、 後から「検索」「クイズ」「証明の隠し表示」などを スムーズに追加できる基盤を作っています。
表示 → 検索・フィルタ → 暗記モード → 他ツール連携、 の順で少しずつ拡張していくイメージです。
Tail を作る中で、「小さな UI コンポーネントをちゃんと作ること」が 後から効いてくるという感覚を持ちました。 単なる RecyclerView の練習に見えて、 定理リスト作成アプリや他の学習アプリの基礎部品として 使い回せる手応えがあります。
数学の定理をシステムとして整理する最初の一歩として、 まずは「一覧でちゃんと眺められる」という 当たり前の部分を固められたのが Tail の成果だと思います。